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2011年11月05日

山あり谷あり3歩進んで2歩下がるっと

ハイサイです!

今日はお店では無くて
この時間に、もう一つのライフワークである
沖縄でワインを造るプロジェクトの方を書いてみよう本

かれこれ6年目に突入したんだけど
自分個人として出来る事はやった気がするんだ

2006に小さなたった3本の苗木から始めた
ワイン造りなんだふたば

葡萄の成長を観察していると
色々と特徴も判り始めて

結構、県内でも見つけられるようになり
各所の葡萄を採取したり
挿し木や、取木でふやしたんだ

1年以上も畑探しをして
やっと畑?を貸して貰えたんだ(草原だけどね)

ただねぇ~それでも
今となるとホントに有難いよ!

それ程広くないけどさぁ
100本近い葡萄の樹が植えられる所だもん

当時はもっと真面な畑が良いなぁ~なんて
贅沢な事思ってたけどねベー

今考えるとマジ感謝です
宮平さん ありがとう御座います!うわーん

以来ねずっと探し続けてるけど
貸してくれる農家さんなんて
一件も無かったからねぇ~

国の政策がどうのなんて
実際の生活には届いてないね

まぁ~コック風情が
趣味でお遊び程度に
何か作るんだろぉ~位かな
どうもナイチャーにはご理解頂けないみたいだね

おっと、愚痴っぽくなりましたんで
この辺で止めておこうねぇムカッ


でっ、3本の樹から
どうにか初めて葡萄が生ったんだよ
6粒着いた小さい房がさぁ~

まぁ~このブログの
スタート当初にかいたよねぇ~

この6粒を観た瞬間
俺の頭の中にはワイナリーが建ったからネッおうち

可笑しいけど確信は有るんだ
直ぐとは行かないのは十分承知

ただ近い将来出来るハズってね
なだらかな斜面に葡萄の樹が植わる光景
その奥には紺碧の空と海に白い入道雲

ヨーロッパのそれとは、ちょっと違う
沖縄の原色の風景が見えるんだねぇ~やし

それから4年が経ち
今の畑から収穫した葡萄で

量は少ないけどさぁ~
30本程の試作ワインが
出来る所まではたどり着けたよ

この辺まで来ると
何となく話を聞いてくれる農家さんも
ちらほらと、違うなぁ~ ちらッ位か

それに、有り難い事に
興味ある人居るんだねぇ~

ANA全日空の機内誌の紙面で
 「 うちなんちゅ~紀行ゴーヤー 」なる特集で
取り上げて貰えたからねぇ~

全国デビューです
メジャーデビューを果たしましたよ

今月11月号ですから
飛行機乗る機会が有りましたら
機内誌を読んでみてくださいね


国産ワインの話になると
北海道から九州までって書かれて

どんな雑誌だってそう
沖縄出てこないでしょ?

亜熱帯の沖縄では
葡萄は育たないからなんだ

しかも沖縄原種の山葡萄の存在すら
知られて無いんだから
話に上がる訳が無いのは至極当然だけど

この葡萄は本土の山葡萄とは
学術的にも違っていて
南方系って呼ばれる山葡萄でね

奄美以南にしか生息していない葡萄なんだ
台湾に有るかは判らないけどねガ-ン

山葡萄って呼ばれる植物自体
ほとんど日本にしか無いんじゃないかな
違ってたらごめんなさいよぉ~あかんべー

山梨の甲州種はヴィティス・ヴィニフェラ種の中で
日本の固有種って認められたよね

まぁ~欧州系の葡萄品種の事なんだけど
この辺は難しいから書かないよ


だから絶対に国産ワインの
仲間入りを果たしたいんだよねぇ~

国産ワインコンクールに
絶対ッ!出品するからねチョキ

まぁ~金賞は無理でもさぁ
沖縄って事で
審査員特別賞位はどうにかならんかねぇ?あかんべー


沖縄はパイナップルとアセロラ
パッションフルーツのフルーツワインだけじゃ無い!


最も素晴らしいワインに成る
機能性成分に優れた葡萄が有るんだよ!
炎


こいつは必ず産業に成長するし
沖縄の農業資源だと思う

葉っぱ、搾りカス、枝
余すことなく総て使えるんだからアップ





もう俺個人では
ここまでが限界なのかなぁ汗

ん~ん残念だけど
力不足を感じてしまうんだよ


こっから先にはもう行けない気が・・・


この先が一番重要なのは解ってるんだよ



余りにも個人レベルの努力じゃ
超えられない規制や法の壁が高すぎるよ

もっと言えば資金的にも
人手って面でも時間も足らな過ぎ
知恵も無いしよぉ~


俺は料理人だし・・・ガ-ン



あっ、なんか俺逃げてるねぇ~ダッシュ
書いてて弱音タラタラか?タラ~

昨日お店のブログで
偉そうな事、書いてたんだよ


そう!
まだまだ行けるハズねぇー

タイトル通りの

 「 為せば成る!パンチ! だよな

諦めたらここまでだ
今迄の事も総て
おママゴトで終わちゃうね

せめてもう少しだけ
身体が動いている内は
夢を追っかけてみようかな


これから先どうなるか神のみぞ知るだよチョキ
応援宜しく!




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Posted by ラウー at 00:35│Comments(5)お説教
この記事へのコメント
応援してます。
こちらは(長崎在住)は今畑を借りる手続き中、無事借りられたら来年野性葡萄(エビヅル、キクバエビヅル、サンカクヅル)の種を蒔いて株も植えて育て始めます。3年目から収穫、醸造ができるでしょう。ワインコンクールでお会いするのを楽しみにしています。ちなみに同学年です。
Posted by HappyPiper at 2011年11月05日 01:33
山葡萄(野生ブドウ)は中国、朝鮮半島、ロシア、台湾の東アジアに40種類ほど、北アメリカに30種類ほどあります。ヨーロッパ(西アジア)には1種類しかありません。日本の15種類を入れて100種類足らずの野生ブドウがありますが、栽培ブドウのもとになっているのはヨーロッパの1種類とアメリカの1種類にほぼ絞られます。
Posted by R.M. at 2011年11月06日 21:50
追記
ネパールからの留学生に、かつてリュウキュウガネブを研究させました。熱帯地域を含む彼の地では、ブドウ栽培など頭の片隅にもないのが現状だったのですが、沖縄で常緑であり、芽に休眠がないこの野生ブドウは、そのものの栽培のみならず、育種親として熱帯・亜熱帯で活用できると思い、研究させました。結局叶わなかったのですが、帰国する時、リュウキュウガネブの苗を持って帰りたいとも言っていました。
どの世界でも、パイオニア(開拓者)は自分の行なったことすべてが前例になるので、もがき苦しむことも多いでしょう。でも、後に続く日とが必ず現れるはずです。
Posted by R.M. at 2011年11月06日 22:05
訂正
上の文の最後の行の「続く日とが」は「続き人が」の間違いです。
Posted by R.M. at 2011年11月06日 22:06
はじめまして?!

ラウーが改築する前は月2、3回は通っていました~
そう私が農業を始めるくらいまで。

農地探しは大変ですよね!
私もナイチャーの遊びだと。。。
今は無農薬でフルーツと島野菜を栽培しています。

沖縄でぶどう狩りをしたことがあり、ワインができないのかな? と思ったことがありました。

コーヒーは自家用だけは出来るようになりました!

今度は自家用ワインに挑戦してみようかしら?
苗木がありましたら譲っていただけませんか?
Posted by かのんです at 2011年11月09日 22:40
 
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